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コメントに感謝!

Tenさん、素敵なコメントいつもありがとうございます!映画のこと本当に詳しいですね!

コメントをいただくと、もっと書こう、という気にさせられます。有難いことです!

先日はSanoさんから私のバックグラウンドについて聞かれました。実は小学2年から中学2年まで6年間、オーストラリアのシドニーで暮らしていました。そこで自然と英語は覚えたのですが、問題は日本語!中学2年で日本に戻ったときには日本語のほうが弱くなり、たどたどしい日本語を話していました。そこからとにかく日本語を頑張ったという感じです。

(ちょっと普通とは逆かもしれませんね!)

今度、年一回発行の出版物のインタビューを受けることになりました。また、別の雑誌では連載も書くかもしれませんので、決まりましたらブログでお知らせいたします。そこにもっと詳しいバックグランドや通訳になった経緯など載せるつもりです。

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「アバター」の主役で大注目、サム・ワーシントンが新作「タイタンの戦い」で来日!

2010年4月7日

今日から二日間は『タイタンの戦い』で主役のペルセウスを演じているサム・ワーシングトンの通訳です。大ヒット作『アバター』で主役を務めていた大物新人。既に『ターミネーター4』でもクリスチャン・ベールと共演して存在感を発揮していました。但し、「新人」と書いてしまいましたが、ハリウッドでは新人でも母国オーストラリアではもう10年ほどキャリアを積んできた俳優さん。舞台、テレビ、映画で数々の演技賞も受賞し、成功していたのに、「自分自身が嫌になって、ある日、家を売って、ほとんどすべての持ち物も捨てて、人生を一からやり直そうと決意した」そうです。

「山にでも登って仙人のような生活をしよう」と本人は思っていたらしいのですが、ジェームス・キャメロン監督との出会いが彼の人生を一変させてしまったのです。3Dの幕開けを告げるような、映画史上に残る大作の主役に抜擢されたんですから「なにか」を持っていることは確かです。

11時からインタビューが始まるので部屋で待っているとTシャツにジーンズというラフないでたちのサムがふらっと入ってきました。どこにでもいそうな、ごく普通のお兄さん。(失礼!)プロモーション・ツアーで2,3週間アメリカ、ヨーロッパと回ってきているのでお疲れ気味。「昨日着いたの?」と聞くと「そう。」「よく眠れた?」「いいや、変な時間に起きて眠れなかった」こういうときに一日中インタビューを受けるのは辛いと思うけど、そのための来日。こちらも同情しながらも仕事はこなさないといけない。

午前中はラジオにテレビの取材を受け、一時間で昼休み。短かったためか、お昼に行くときは元気そうに「また後でね」とにこやかに出ていきました。

昼食後には記者会見。監督のルイ・ルテリエと一緒。この監督はフランス人で、『トランスポーター』1と2を撮った方。背が高く、180センチくらいあるはずのサムが小さく見えてしまいます。そして、この監督ったら、よくしゃべる、しゃべる!!記者会見で、サムへの質問にも、なにか口出ししてきます。通訳の王さんが大変そう!1981年版(オリジナルの)『タイタンの戦い』で視覚効果監督を務めたレイ・ハリーハウゼンに会ったそうだが、なにを言われたか、との問いに「なにも注文はない。好きにしていい。でもキャストだけは最高の俳優を起用して欲しいと言われた。でもレイ、すまない。サムしかキャスティングできなかったんだ」などと冗談を言って会場を沸かしていました。サムが一時期、車上生活をしていたのは本当か、と聞かれると、サムはそれを肯定し、監督も「出会った頃はまだ車で生活していたよ!」と暴露。日本のアニメ、『戦闘士星矢』が大好きだという監督は、『タイタンの戦い』には『セント・セイヤ』の影響が多分にある、と認めました。確かに甲冑などの衣装は『セント・セイヤ』に出てきたものに似ています。

記者会見が終わり、また個別取材に。ウェブ媒体やテレビがほとんど。最後に新聞のインタビューがあり、落ち着いてより深い話が聞けました。もともとサムは俳優になりたいという気は一切なく、ある女の子が有名なドラマスクールの面接を受けるというので、自分も一緒についていって受けたところ、彼女は落ちて、自分の方が合格してしまったそう。「当然だけど、一週間後には彼女にふられたよ」

一人一人のインタビュアーさんにとても丁寧に接し、ジョーク交じりに回答していくサムは好感が持てます。ときおり見せる翳りのある表情にはなにか内面に秘めているような印象を受けますが・・・。でもアクション満載の撮影には苦労したか、と聞かれると「僕は馬鹿なオーストリア人だから監督に言われたらなんでもやるだけさ」とふざけていました。

テレビ局のステーションコールを頼まれるとカンペが読めない、と言ってめがねをかけていました。インタビューの合間に話していたら、視力が悪くてめがねをかけていないとほとんど見えないことが判明。「この字が見える」とノートの字を見せると、「そのノート自体もほとんど見えない!」ですって。「撮影のときはどうしてるの?」と聞くと「勘に頼って動いてるだけ」「アクションやるときとか危なくないの?」「すごく危ないよ」(笑)「よく場ギリってあるけど、見えるの?」「全然見えてない!」と驚くような舞台裏の話が聞けました。めがねを作ったのはアカデミー賞でジェニファー・ロペスとプレゼンターを務めるのにカンペの文字が読めないからだったんですって!

インタビューの合間合間に予定されていた休憩時間を全部飛ばして、早めに終わったサムは機嫌よく部屋に上がっていきました。でも、休憩を入れなかったので疲れ果てた私はスタッフルームでお茶を飲んで少し英気を養ってから帰宅。

4月8日

今日も昨日と同じく11時スタート。最初に新聞のインタビューで落ち着いてスタート。新聞インタビューは質問を掘り下げていけるから楽しい。今日はいくつかウェブの合同インタビューがあり、これもかなり違う角度からの質問や鋭い切り込みなどがあり、興味深い内容になります。映画のライターさんたちはほんとに映画をよく知っているので、引き出しがたくさんあり、毎回どういう切り口で攻めてくるか私も楽しみにしています。

すべてとは言いませんが、テレビインタビューは時間が少ないこともり、お決まりの質問だけで終わってしまうことが多く、順番が最初の方はいいまだいいのだが、最後の方になってしまうとタレントが飽きてしまう。同じ質問でも、ちょっと聞き方を変えてみたりして飽きが来ないように私も工夫したりするが、これには限界が・・・答えも当然同じになるので、もう途中からはメモを取らなくても、私もすらすらと答えられるようになってしまいます!タレントも同じ質問になると、「もう君、答えが分かってるから代わりに言って」なんて言いだします。

サムは「アバター」のプロモーションで、昨年の東京国際映画祭期間中に来日しましたが、実はその前に一度プライベートで来ているらしい。それも東京ではなく、北海道に。ニセコでスノーボードをしたくて下見に行ったそう。日本でなにをしたい?と聞かれると必ず、「スノーボードをしたい」と言っていました。やはりオーストラリアでは北海道ニセコスキー場は有名らしく、ヒュー・ジャックマンも同級生グループでニセコにスキーに行っていました。

今日は一旦4時頃で個別取材は終わり、そのあと、6時半から夜のイベントがありました。カーテンコールで集合し、まずは東宝シネマズ前のレッド・カーペットで舞台挨拶。優木まおみさんが映画の中のキャラクター、アンドロメダをイメージしたドレスを着て登場。風が強くてドレスが舞い上がってしまうので、監督が抑えようと必死になっていました。フォト・セッションを終えて、ファン・サービスをして、プレスのサウンド・バイツを行ってからスクリーン7へ向かいました。そこで再度舞台挨拶をして私の役目は終了。

そのあと、監督とサムはワーナー主催のディナーへ向かいました。

これからどんな作品に出演したい?と聞かれると、「ラブストーリー」って答えていたので、是非とも実現して欲しいと思います。まったく別の側面が観られるかもしれませんね。

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