第24回東京国際映画祭を終えて

昨日(30日)で東京国際映画祭での9日間の仕事が終わりました。

22日の初日はオープニングセレモニーが開かれ、野田首相や枝野経済産業大臣などがグリーンカーペットを歩き、セレモニーでもスピーチされました。野田首相の通訳をしましたが、ご自分の映画体験や好きな映画の話を交えた、映画祭にふさわしい楽しいスピーチでした。通訳を意識して、はっきりと短い文章で切ってくれたので、すごく訳しやすかったです。今まで映画祭では小泉首相、麻生首相と鳩山首相の通訳をしましたが、野田首相が一番訳しやすかった気がします。ゲストには『1911』のジャッキー・チェン、そして『三銃士』のミラ・ジョヴォヴィッチやポール・W.S.アンダーソン監督が参加してくれました。

初日はセレモニーのあと、レセプションと晩餐会の通訳をしたので長い一日でした。

今回楽しかった舞台挨拶は『アントキノイノチ』の原田泰三さん。いきなり、舞台挨拶で歌いだしたんです。その歌を私が訳して、会場がかなり盛り上がりました。

また『サラリーマンNEO(笑)』の舞台挨拶では、生瀬勝久さんがわざと英語で応えて、私がそれを和訳する場面で会場がどっと沸きました。

今回、一番嬉しかったのはハリウッドで一番多作の監督兼プロデューサー、ロジャー・コーマンさんと奥さんのジュリー・コーマンさんにお会いできたこと。気合を入れて着物でその日は映画祭に行きました。着物で舞台挨拶に立つのは初めての経験でしたが、着物を着ていると暑いということに気付きました。やはり、照明が当たっているので、普段でも暑いんですけどね~

また、『永遠の僕たち』という作品では加瀬亮さんが舞台挨拶に参加してくださいましたが、待ち時間でガス・ヴァン・サント監督の演出の話やアメリカでの撮影の話が聞けて楽しかったです。

東京国際映画祭の通訳を20年以上務めていますが、毎年新しい刺激があり、多くの人たちとの出会いや再会があり、毎回新鮮です。途中は大変だ、と思いますが、やはり終えてみると充足感を覚えますし、また来年も、という気になります!映画祭でお世話になった方々、映画を観に映画祭に来て下さった皆様、ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします!

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今年の東京国際映画祭

Photo_2今年もまた東京国際映画祭が無事終了しました。
関わり始めて18年くらいになります。
毎年、世界各国の映画人たちとの出会いがあり、
年に一度の再会がたくさんあり、
同業者たちと情報交換をする絶好の場です。

今年はオープニングセレモニーで
麻生太郎首相の通訳に始まり、
二階経済産業大臣、御手洗経団連会長、
オープニング作品「レッド・クリフの」のジョン・ウー監督、
俳優のトニー・レオン、金城たけしさん等の通訳。
セレモニーが終わると今度は晩餐会。
帰宅したのは朝の一時でした!!

最初からハードだった映画祭。
私が気に入った作品は「ヤング@ハート」という
お年寄りがロックを歌う感動作。
そしてイスラエル作品の「キャラメル」。
様々な年齢の女性たちの生き様を
可笑しく、切なく、愛情溢れた視点で
描いていました。

最終日、クロージング・レセプションでは
ジョン・ボイト氏と記念スナップを撮り、
大学生の頃から知っている別所哲也さんとも
ぱっちり。

毎年、疲れるし、大変だけど、
楽しい9日間です。
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